新年あけましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中も近畿製粉に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。昨年は継続する新型コロナが６，７，８波と定期的に多くの感染者を出し、2月からはロシアのウクライナ侵攻が開始され、どちらもいまだに収束の兆しも見えない事態となっております。また為替が急激に円安に振れたことで、折からの食品価格高騰に拍車をかけ、小麦粉製粉含めた値上げの話題が連日ニュースで報じられる一年でした。

政府も価格高騰の対策として、原料小麦の10月価格の据え置きを異例な決断として実施しましたが、予算はとれておらず、まだまだ不透明な状況となっております。

今年、近畿製粉は2023年創業75周年を迎えます。このような状況下ではありますが、さらに前に進む一年にしていきたいと思います。夏にはさらなる値上げが予想され、ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、様々な問題点を皆様とともに相談しながら解決し、互いにさらに高いステージへ登っていきたいと望んでおります。

結びになりますが、皆様方の益々のご繁栄とご健勝を心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。どうぞこれまでとかわらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

近畿製粉株式会社　代表取締役社長　徳本　幸瑠